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小菅優 ピアノリサイタル

2013/ 03/ 04
                 
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ

 初めて訪れる熊谷でのリサイタル、どのようなお客様と音響が待っているかとても楽しみにしています。ベートーヴェンの様々な年代のソナタ4つを演奏しますが、音楽の新しい発展を開拓していた姿がどのソナタからも見えてくると思います。それぞれ愛、死、別れなど人生のあらゆる模様が映し出されていますが、人情の深いベートーヴェンの内面が、音楽によって伝わることを願っています。ピアノは間接的にオーケストラの響きを出せるところが魅力の一つですが、たくさんの楽器や声を想像して聴いてみてください。
                                                小菅 優


 第7番 ニ長調 Op.10-3
 力強い第1楽章に続いて、第2楽章は〈メスト(悲しく)〉と記された緩徐楽章。第3楽章は表情豊かなメヌエット。第4楽章は、ユニークな表情で聴く者を愉しく翻弄してゆく。
 第1楽章:プレスト
 第2楽章:ラルゴ・エ・メスト
 第3楽章:メヌエット―アレグロ
 第4楽章:ロンド:アレグロ

 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 《月光》
 「人生の翳を表現した内面的な音楽」と小菅優も言うように静かに深い夢想を誘う第1楽章から、続く第2楽章でも希望と予感と。そして第3楽章の疾走と蔭・・・・
 第1楽章:アダージョ・ソステヌート
 第2楽章:アレグレット
 第3楽章:プレスト・アジタート

 第12番 変イ長調 Op.26
 第1楽章は主題と5つの変奏曲。第2楽章スケルツォに続いて第3楽章は《ある英雄の死に寄せる葬送行進曲》。「編イ短調がとても珍しい」。そして第4楽章は明るく。古典組曲の趣向も持ちながら斬新だ。
 第1楽章:アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ
 第2楽章:スケルツォ:アレグロ・モルト
 第3楽章:ある英雄の死に寄せる葬送行進曲
 第4楽章:アレグロ

 第26番 変ホ長調 Op.81a 《告別》
 ルドルフ大公に献呈されたが「女性のための曲なんじゃあないかって思います」と小菅優。第1楽章《告別》から「不在の寂しさと、待ちきれずに求める感情」。第2楽章《不在》も「人を想う痛みのこもった楽章」。そして第3楽章《再会》は「再開の喜びの爆発」だ。
 第1楽章:アダージョ―アレグロ
 第2楽章:アンダンテ・エスプレッシーヴォ
 第3楽章:ヴィブァッチシマメンテ

 小菅優 ピアノ・リサイタル 2013.3.3 14:30 Open 15:00 Start 
 熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール


 小菅優さんのピアノコンサート、彩の国 埼玉芸術劇場 で、かなり前に二度聴きましたので、今回は、三度目となりました。ピアニストとしての風格が漂っていました。私のつたない記憶ですけれど、オーストリアのザルツブルクが現在の居住地となっていると思います。海外生活を続けていると、すっかり逞しくなっていくのかなあと、そんな感慨を新たにもちました。



小菅優 2013年3月3日 於さくらめいと



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