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ヒグラシの鳴く頃 

2019/ 08/ 12
                 
 カナカナの林の中にただ一人


 はてさてと迷う心の徒桜(あだざくら)やすらぎの刻(とき)何をか求めん



 薬師寺東堂 水煙 相輪 - コピー - コピー.  薬師寺東堂 水煙 相輪
 (薬師寺東堂「水煙」.向かって左の写真が「正」(水面に写っている))



 蜩(ひぐらし)は、秋の季語となっていますが・・・。
 田舎の本家の十二畳。小学生の時の夏休み。
 蚊帳の中では子供たちが雑魚寝でごろごろ寝入っています。
 早朝、蜩が一斉に鳴き始めました。
カナカナ、カナカナ、カナカナ、
カナカナの輪唱です。

あるとき
早い夕方です。
本家の皆さんに帰りの挨拶をして、西の門から出ましたところ、
蜩が一斉に鳴き始めました。
カナカナ、カナカナ、カナカナ、
どこまでも、どこまでも、カナカナが鳴き続けていました。


 濱田庄司作陶 湯飲み茶椀
  (父からの贈り物「濱田庄司作陶・湯飲み茶碗)


父を思います。
カナカナの鳴く頃、
父を思います。
間もなく8月も終わろうかというとき、
耳の奥処で、カナカナが鳴いていました。


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