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水シリーズ 元荒川起点

2019/ 09/ 27
                 
 平成の名水百選荒川の元の源流辿った起点 


 1-4元荒川起点


 元荒川管理起点標石(〈※注〉熊谷市佐谷田3951-1付近)は、熊谷市ムサシトミヨ保護センター(熊谷市久下2148-1.tel 048-594-6637)から歩いて5分くらい、およそ400mのところにあります。(小さな小さな名もない橋の袂に設置されています。)

 〈※注:水源からちょっと離れた橋の袂で、元荒川は二手に分かれます。一旦導水管を通して下流に向かう左側の小さい方の流れに「一級河川元荒川起点」の標石があります。その場所から 元荒川通りを横切った先で、二つの流れが再び一つになります。〉


 保護センターでは、日量6,000立方メートルの地下水を2台のポンプ(予備に1台設置)で汲み上げて試験池に注水しています。24時間フル稼働して、ムサシトミヨ生息のための清流に必要な、10~18℃の水温を保持しています。

 1-4熊谷市ムサシトミヨ保護センター



 そもそも江戸時代初めころまでの荒川の本流は、利根川に流れ込んでいましたが、伊奈忠次による寛永6年(1629年)の治水事業により熊谷市久下で荒川が締め切られ、現在の荒川の流れが本流となりました。かっての荒川は以後「元荒川」という呼称となりました。

 1-2元荒川 -


 ムサシトミヨ保護センターの試験池を満たした地下水は、その後、元荒川に注水、ムサシトミヨの自然繁殖の清流となっています。

 かっての元荒川は、荒川扇状地の湧水を水源としていました。
 時代も移り、湧水は枯渇しました。現在はポンプで地下水を汲み上げ、ムサシトミヨ保護センターの試験池に蓄えられた後、元荒川に注水しています。ここが水源となっています。

 2-1元荒川水源 - 20190925



元荒川は、用排水兼用の農業用水路でもあり、河川延長60.7km、流域面積208.9㎢の1級河川です。
 これからの水シリーズのテーマの一つとして、元荒川に設けられた「堰」にスポットをあてたいと思います。
9月中に、鴻巣市内流域の、榎戸堰、三ツ木堰、宮地堰(「宮地堰」は廃止され、現在は上流の「安養寺堰」)、そして笠原堰(昭和初期に廃止され、現在記念碑が建てられています。)の現地を訪れました。
 榎戸堰では、カワセミの飛来を見ることができました。

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