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国語に関する世論調査 臍を噬む

2019/ 10/ 31
                 
 臍を噬む唇をかむかむ姿連想させる砂をかむよう

 ありがたや拝み御の字お小遣い

 呆然もとりとめがなくぼんやりと気が抜けるのは憮然も然り


 1-1寅次郎と


 令和元年10月29日、文化庁が「国語に関する世論調査」を発表しました。

 1-2寅次郎その2

 今回の2018年度調査では、六つの文語的な言い回しの慣用句について、聞いたことや、使ったことがある表現かを初めて調査しています。

 1-3不倫をする


 「使うことがある」割合は、
「知る人ぞ知る」が最高の49.5%で、以下、
「古き良き」(36.5%)、
「招かれざる」(35.6%)、
「言わずもがな」(18.5%)、
「えも言われぬ」(17.8%)、
「行きつ戻りつ」(12.3%)となっていて、
最高と最低が40ポイント近くの差となっています。

 1-4紫綬褒章


 「話し言葉による表現が広まる中で、文語的な表現へのなじみは薄くなっている。『行きつ戻りつ』の『つ』や『言わずもがな』の『もがな』のような表現に触れる機会はほとんどなくなっている」と、明海大の佐々木文彦教授(日本語学)は指摘する。と、読売新聞2019年10月30日の朝刊で紹介しています。

 1-5旭日小綬章.


 「どちらの意味だと思うか」の質問では、本来の意味の理解度は3割台にとどまることがわかった。ということですが、
幾つかの例をあげますと、

 1-6やすらぎの郷


◇「御の字」=・本来の意味「大いにありがたい」(36.6%)、・異なる意味「一応、納得できる」(49.9%)、

 2-1結婚.

◇「砂をかむよう」=・本来の意味「無味乾燥でつまらない様子」(32.1%)、・異なる意味「悔しくてたまらない様子」(56.9%)、

 2-2徹子の部屋

◇「憮然」=・本来の意味(失望してぼんやりとしている様子)(28.1%)、・異なる意味「腹を立てている様子」(56.7%)、
と慣用表現の理解の仕方となっています。

 3-1若かりし頃

 また、本来の慣用句と異なる表現が広がっている状況も浮かんだとして、
本来の「天地神明に誓って」を使う人は32.1%で、「天地天命に誓って」を使う人が53.7%、

 3-2若かりし頃その2.

そして、論理的に議論を展開する際の表現として、
本来の「論陣を張る」を使う人は29.5%で、
「論戦を張る」(44.0%)を14.5ポイント下回った。

 3-3若かりし頃その3


と、同じく読売新聞一面5段記事の文末に締め括っています。



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