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時代の証言者 とほしろし 美智子さま

2020/ 03/ 05
                 
 
 君とゆく道の果たての遠白(とほしろ)く夕暮れてなほ光あるらし

         歌会始御題 光  平成二十二年 

 1光
   『皇后美智子さま 全御歌』(発行2014年10月20日.発行所株式会社新潮社.より)



 お歌では、美智子さまは「とほしろし」という幽遠な感じのする言葉が好きですね。古くからある言葉ですが、心が広く大きくなる、あるいは視野が広く大きく感じられるというときに使うとぴったりきます。
 <君とゆく道の果たての遠白(とほしろ)く夕暮れてなほ光あるらし>。2010年(平成22年)の歌会始に出されました。周りが暗くなり、道の遠い果てのところがぼーっと輝いて見えるわけでしょう。心理的な内容で、勉強ではできない、本質的な歌人としての素質がおありです。

 「時代の証言者」 情念をうたう 岡野弘彦 ㉖ 
  2020年(令和2年)3月4日(水曜日) 読売新聞


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