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會津八一 空

2020/ 06/ 04
                 

父遺す八一恋しや越後旅


會津八一 空


父が生前にたてた墓石は、頭部から放物線を描いた曲線を主体にした構造になっています。

 7田舎のお墓.

父は墓石に、會津八一書の「空」を刻むということを常々言っていました。
「空」を刻んだ石塔は、田舎の庭の片隅に今も置かれていることと思います。

 父は今から107年前の6月4日に生まれました。



1會津八一 書籍

 父の早稲田時代、英語の授業担当が、會津八一先生でした。
 八一先生は、授業中に居並ぶ学生たちを前にして、俺は貧乏だから、お前たちのだれか、俺の家を建ててくれないか・・・と、言っていたということでした。


6会津八一 短歌


みすずかる
 しなののはての
  むらやまの
 みねふきわたる
  みなつきのかぜ


 信濃の国の果てに連なる高い山々、その峰を吹き渡る六月の風のなんとさわやかなことよ。

「 音調の美しさ 
 八一の歌の特長の一つは調べの美しさである。この歌の調べも美しい。第2句以外の韻頭がマ行音、しかもその内の三つがミ音である。第4句、第5句は、
minefuki
minatuki
になっており、双方の音韻が重なり合って美しい調べを醸し出している。
 短歌を味わう時、言葉の意味をとっただけでは不十分であり、こうした一語一音のもつ音韻の美しさを味合わなければ短歌を理解したことにはならない。 」
 ~『會津八一とゆかりの地 ‐歌と書の世界‐ 』 和光慧著~




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