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ブロッケン現象 鳥海山  Shigemi I. 

2018/ 02/ 19
                 
2015年10月7日
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下山途中、展望台のちょっと上で初めてのブロッケン現象を経験する。外輪山でもより鮮明なブロッケンが出ましたがカメラが上手く捉えられなかった様です。ダメ元で撮ったのがこれです。何かの前ぶれ?中心の黒いのが私の影です。七色の円環が2重に架かっていました。
 (Shigemi I.鳥海山 20151007「日本百名山」)

鳥海山ブロッケン現象 20151007 


                 
        

あれが阿多多羅山 あの光るのが阿武隈川

2018/ 02/ 16
                 
 冬の安達太良山

福島 安達太良山 2017年12月23日 -
  (安達太良山 Shigemi I.2017年12月23日.「日本百名山」)



 樹下の二人


――みちのくの安達が原の二本松松の根かたに人立てる見ゆ――

あれが阿多多羅山(あたたらやま)、
あの光るのが阿武隈川。

かうやつて言葉すくなに坐つてゐると、
うつとりねむるやうな頭の中に、
ただ遠い世の松風ばかりが薄みどりに吹き渡ります。
この大きな冬のはじめの野山の中に、
あなたと二人静かに燃えて手を組んでゐるよろこびを、
下を見てゐるあの白い雲にかくすのは止しませう。

あなたは不思議な仙丹(せんたん)を魂の壺にくゆらせて、
ああ、何といふ幽妙な愛の海ぞこに人を誘ふことか、
ふたり一緒に歩いた十年の季節の展望は、
ただあなたの中に女人の無限を見せるばかり。
無限の境に烟るものこそ、
こんなにも情意に悩む私を清めてくれ、
こんなにも苦渋を身に負ふ私に爽かな若さの泉を注いでくれる、
むしろ魔もののやうに捉(とら)へがたい
妙に変幻するものですね。

あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川。

ここはあなたの生れたふるさと、
あの小さな白壁の点点があなたのうちの酒庫(さかぐら)。
それでは足をのびのびと投げ出して、
このがらんと晴れ渡つた北国(きたぐに)の木の香に満ちた空気を吸はう。
あなたそのもののやうなこのひいやりと快い、
すんなりと弾力ある雰囲気に肌を洗はう。
私は又あした遠く去る、
あの無頼の都、混沌たる愛憎の渦の中へ、
私の恐れる、しかも執着深いあの人間喜劇のただ中へ。
ここはあなたの生れたふるさと、
この不思議な別箇の肉身を生んだ天地。
まだ松風が吹いてゐます、
もう一度この冬のはじめの物寂しいパノラマの地理を教へて下さい。

あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川。


高村光太郎 『智恵子抄』


智恵子抄 樹下の二人詩碑 福島県二本松市(旧安達町).
  (「知恵子抄・樹下の二人詩碑」 福島県安達町〈現二本松市〉)

                 
        

  月山 NHK『にっぽん百名山』 深田久弥『日本百名山』    Shigemi.I氏『日本百名山』

2017/ 10/ 25
                 
 月山は標高1,984m、世界でも珍しい半円形のアスピーデ型火山で、頂上の「おむろ」に 月山神社があり、月読命(つきよみのみこと・つくよみのみこと)を祀っています。

 『弘仁式』、『延喜式』の神名帳に「月山神社」が記載されています。
 その中の1項、税金の使い道を示す『主税式』を読むと、日本全国で正税から祭祀料を受けていた神社は全国に4社(〈※〉)しかなかったことを記しています。
  月山神社は、古い時代から朝廷を始め庶民の信仰篤く、名神大社として、こんにちに至っています。
 (註:〈※〉「陸奥国鹽竈社一万束」「伊豆国三島社二千束」「淡路国大和大国魂社8百束」そして「出羽国月山大物忌社二千束」)

 月山は、およそ30万年前に最後の噴火があったとされている火山です。
 気象庁発表による日本の活火山は、2017年6月に選定された日光の男体山(標高2,486m)を加えて、111(2017年6月現在)となっています。
 こんにちにおける「活火山」は、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」と定義づけ(〈※〉)しています。
 (註:〈※〉2003年(平成15年)、「火山噴火予知連絡会」定義変更による。)



 NHK『にっぽん百名山』

「にっぽん百名山( -ひゃくめいざん)」は、NHKが2012年7月2日よりNHK BSプレミアムにて放送を開始した自然紀行のテレビ番組です。
 今年8月11日の放送は、『にっぽん百名山スペシャル「きょうは山の日 山の恵みに感謝しよう!」』でした。
 《“山の恵み”を体感する旅に出かけよう!ドラマ「山女日記」の原作者・湊かなえと主演女優・工藤夕貴が、女性に大人気の3000m峰・仙丈ケ岳に出かけ、70年前に登山道を作った「南アルプスの父」の知恵と情熱に思いをはせる。また山形・月山では、人気グループ「湘南乃風」の若旦那が山伏に弟子入り。旬の恵み“山菜”をいただく。さらに女優・瀬戸たかのさん母子が、尾瀬の奥座敷で山の魅力を堪能!》



 深田久弥『日本百名山』

 1964年(昭和39年)、東京オリンピックの年に発表された深田久弥の随筆「日本百名山」。
 深田久弥が実際に自分が登った山の中から、「品格、歴史、個性」を兼ね備えた1,500m以上の山を選定した「日本百名山」は、登山家のみならず、私たちにとってもその名はよく知られているところです。



 Shigemi.I氏『日本百名山』

 Shigemi.I氏は、2年間で日本百名山を踏破しています。
 氏の99座目は、薬師岳(標高2,927m.富山県.2014年9月22日)、そして日本百名山完登となった100座目となった山は、黒部五郎岳(標高2,840m.富山県・岐阜県.2014年9月23日)でした。
 2017年10月14日に2度目の登山となった、Shigemi I氏の月山初登頂は5年前のこととなります。




1-2 月山神社本宮 20171014  左に鳥海山
  月山頂上・月山神社本宮 2017年10月14日 (前方左が鳥海山)  



1-1 月山 1984m 20171017
  月山頂上からの眺望 2017年10月14日 Shigemi I氏:「風もなく晩秋の雰囲気を堪能できました。」